前回の英語のポスティングを全て訳するのは面倒なので、ざっと何を言いたかったのかを今回書きます。
音楽の映像が幾つかはってありますが、それらは全て(と言ってもいい)”外”から持ち込まれた物が進化し、その新しい土地の文化とともに同化し、新たに生まれた物だ。
例えばゴスペルは奴隷として連れて来られた黒人特有の歌をアレンジした物から生まれ、南米の原住民はヨーロッパから持ち込まれたストリングス(ギターやその他の弦楽器)を巧みに取入れたり、ヨーロッパでは本来ペイが二ズムと関係を持っていた儀式的音楽がアンビエントというジャンルに生まれ変わったり等、音楽(文化)は常に進化している事を書きました。
そしてタトゥーではどうでしょう?
はたして私たち自身(アーティストとお客さん)がその展開、進化に歯止めを掛けてはいないだろうか?
何時の事やら、タトゥーと言う労働者階級・庶民の遊び(あすび)を手の届かない所へ上げてしまい、別次元の物にしてしまったのではないか?
確かに”グレー”な存在であるため、タトゥーを何処かに当てはめるのはとても難しいかもしれない。
しかし、僕個人の感想としては、ルールという物は勝手に作られてしまった場合もあるが、逆に自分がその形に当てはめようとしてしまう危険性もある。
インターネットが支配する世の中ではありがたく文明の力を僕もこうして借りてますし、それを存分に使い、生かすか殺すかは自分に関わってる問題だと自覚している。
タトゥーも同じだ。
決して形に囚われず進化をしていきたい。
音楽同様、新しい土地、新しい文化と触れ合いながらキャッチボールと言うよりは”深呼吸”を繰返しながら新たな世界を創り上げたい。